もりの風こども園では、専属の栄養士・調理師が子どもたちの健やかな成長を願い、
愛情を込めて毎日給食やおやつを手づくりします。
基本的に名古屋市の作成した栄養バランスに優れた献立に沿いますが、ときどきオリジナルの給食をご提供します。
子どもたちの健康と味覚の成長を促すため、味付けは薄味を心がけます。
調理室はガラス張りになっていますので、子どもたちは調理師の作業を見ることができ、給食ができあがるのをワクワクして待ちます。
0歳児~2歳児は各保育室で食事を摂りますが、3歳児以上は、みんないっしょに遊戯室で楽しく給食を摂ります。
英語のレッスン日には、外国人の先生もいっしょに食べ、子どもたちとの交流を図ります。
畑の収穫には、子どもたちも参加します。収穫した食材を使って、子どもたちもいっしょに、おやつづくりや調理体験に挑戦します。

噛むこと(咀嚼)は健やかな身体づくりに重要な要素です。
よく噛まない子どもは、顎の力が育たず、内臓に負担をかけるとともに、
将来大食いになりやすいと言われています。
離乳食のときから、それぞれの子どもたちに合った調理をすることで、
よく噛んで食べる習慣を育みます。
健康と味覚を育むため、基本的に10ケ月まではほとんど味付けをしません。
子どもたちは食材本来の持つ豊かな味わいを自然に覚えていきます。
1歳児までは、卵、乳製品、小麦など食物アレルギーのでやすい食品の使用は控えます。また、同じ食材を繰り返さないよう配慮します。

現代、食物アレルギーをもつ子どもが増えています。
入園時に、アレルギーや持病については、保護者より詳細情報を
ご提供いただき(場合によっては医師の診断書の提示を求めます)、
調理師(栄養士)と相談のうえ、除去食あるいは代替食をご提供します。
症状によっては、保育内での対応が困難な場合もありますので、
その際は個々にご相談させていただきます。
除去食は親子とも心理的に大きな負担になることが多く、
またあまりにも制限が多い場合には発達障害や栄養失調などの
危険性もありますので、慎重に対応する必要があります。
保護者の独自の判断で食物除去をしないよう、定期的にアレルゲン
抗体反応検査や診断を受け、医師の指示に従うことをお勧めします。